皆様、こんにちは。新宿、銀座、町田、横浜で世界50ヵ国語が学べる語学教室ICC外語学院の小島です。
オランダ語のティム先生のレッスンを覗かせてもらいました。
日本ではなかなかオランダで出版されているオランダ語の教材を入手するのは難しいのですが、ティム先生はオランダの色々な教材を使ってレッスンをされています。
オランダ語はオランダやベルギー、スリナム共和国などで話される公用語です。現在、世界中でオランダ語を話す人は 2,360万人ほどです。
歴史を遡ると鎖国時代の日本にとって、オランダは唯一の西洋の国でした。黒船が来航した時、アメリカ側は、日本側の代表者はオランダ語しか話せないことを知っていたので、オランダ語の通訳者を連れてきたそうです。そのため、当時の日米和親条約の交渉は、日本とアメリカの共通の言語であるオランダ語で行われていたそうです。現在でもオランダ語に由来する日本語がたくさんあります。
ontembaar(オンテムバール)→おてんば
Jantje(ヤンチェ)→やんちゃ
rugzak(リュッフザック)→リュックサック
ransel(ランセル)→ランドセル
オランダ語レッスン中の写真を撮影させていただきました。
生徒さんは英語での解説でオランダ語のレッスンを受講されています。
ティム先生は日本語でのレッスンも可能ですが、オランダ語と英語は語順や単語が似ているため、英語での説明の方がスムーズのようです。しかしながら英語と単語が似ていても発音が違ったり、全く違う場合もあるそうです。
そして、日本語にはない発音があるのでので、日本人にとってオランダ語の発音はとても難しく、最初の段階で正しい発音をしっかりと身につけることが大切だそうです。ちなみに、オランダ語とドイツ語は文法や発音もよく似ているため、同時に学ぶと混乱してしまうので、どちらかをある程度きちんと習得してから始めるのが良いようです。
レッスン中は笑い声も聞こえて楽しそうです。
先日のレッスンではオランダ語の数字の表現を取り上げたそうですが、オランダではなんと数字は1の位から言うそうです!大きな数字はとても混乱しそうですね。数字のレッスンの後、お二人とも頭をかかえて教室から出てこられました。
レッスンの後に写真を撮らせてもらいました。お疲れ様でした!
オランダ語に興味がある方はぜひオランダ語のページもチェックしてみてくださいね!