チェコ ガラス・宝飾展～チェコ共和国大使館

チェコ共和国大使館で開催されている「チェコ ガラス・宝飾展」に行ってきました。（招待制のイベントとなります）

チェコの伝統産業であるガラス製品とガーネットの展示がされていました。

ボヘミアガラスは丹念なカットと彫り込みが施された高級品のクリスタルガラスです。チェコ西部・南部のボヘミア産の木灰からとれたカリ（炭酸カリウム）を原料とする無色透明のカリガラスに17世紀に考案された美しく細やかな彫り込みが特徴とされています。

今回のイベントではICC外語学院でチェコ語を教えているガラス作家・デザイナーのクリスティーナ先生の作品も展示されていて、会場でお会いすることが出来ました。

クリスティーナ先生のガラスビーズによる作品です。ガラスビーズを型に並べて炉で熱する製法で、クリスティーナ先生が考えたそうです。

儚いレースのような繊細な印象ですが、清らかな芯の強さを感じる作品です。

クリスティーナ先生はこの影も作品の一部とおっしゃっていたのが、とても日本的な感覚だなと思いました。いつまで見ていても飽きない姿は自然の造形のようにも感じました。

素晴らしい作品を見てこちらの心も清々しい気持ちになりました。